とあるご依頼で厚さ18㎜の板を何枚か作りました。
25㎜厚の板を沢山仕入れたのでそれを利用しようと思ったのですが
改めて見てみると結構反ってます。
ま、まずい!
25㎜の板が5㎜分反ってます。
手押しカンナ盤、自動カンナ盤という機械で加工するのですが手順としては
①天地の「地」をまず平らに削る。
②平らになった「地」を基準に今度は「天」を削っていって指定の厚みに仕上げる。
ざっくりとこのような流れになります。
25㎜-5㎜=20㎜
なんのロスもなく「地」の平面が出せたとして残り2㎜。
経験上、絶対ロスが出る(「地」の平面を出すために5㎜以上削ってしまう、という意味です)・・・18㎜が取れないかもしれない。
と、思いつつやってみました。
お!できました。
イチかバチかで通常とはちょっと違う加工方法をやってみましたが
なんとかなるもんです。
我ながら良い判断でした。