誤差

とあるご注文でこういうものを製作しています。

 

これで完成ではなくまだ途中です。

正三角形を6個あわせて正六角形に。

 

これが意外と繊細な作業で、機械でカットする際に少しずつ角度を調整していく必要があります。

 

正三角形のひとつの角度は60度。

 

1個だけの製作ならちょっとずれてても、例えば59度になっていてもおそらく分かりませんが、6個合わせるとなると1度の誤差が6個集まって6度の誤差が出てしまいます。

 

そうすると当然合わせた時のすき間も大きくなり、製品として成立しません。

 

たくさんのピースを

同じ寸法で。

同じ角度で。

安全に効率よく。

 

こういう何気ない形をしっかり作ることが意外と難しいんだとつくづく感じます。